海上のミスティア 二人目の婚約者と愛しき騎士 / 梨沙
海上の訓練校で、5人の騎士“ミタス”と共に戦いを勝利へと導く女神“ミスティア”を務めるエダ。3年生の卒業式直後、訓練校廃校の噂を聞いた彼女は、元婚約者の青年貴族サミュエル、セシルの二人と父親であるカルマン伯に会いに向かう。ところが、そこで婚約披露パーティに出席させられることに。困惑するエダの前に、彼女を追ってきた“ミタス”のロウェンが貴公子姿で現われて――!?海を駆け歴史を変える乙女の物語、第9弾!!
今回の舞台はルティアナ号ではなくエダの実家。思ったよりカルマン伯が娘思いで(厳しいけど)良い人で驚きましたが、色々と面倒な事になったなあというのが正直な感想。ロウェンがあれでそれで複雑な気分だったんですが対応が穏やかで株が上がりました。お前の騎士だってサラっと言っちゃうのが悔しいけどかっこいい…。
1巻を読んだときは英雄の子孫が再び英雄になるお話なんだろうなあと想っていたんですが、あれこれなんだかややこしくなってきました…。着地点が見えない。ミセス・ロライトの思惑も気になるけど、もっと気になるのがライハルト母。何だかワケありっぽい?「わたくしたちのあいだには確執しかなく」ってどういう意味だろう。
一番好きなライハルトも二番目に好きなアナシスも出番が少なくて、物足りなさは感じなかったけど残念というか何というか…。卒業しちゃったし仕方ないんですけどね!わかってる。最後のほうで二人が会話してるので癒されました。エダとライハルトがお互い想いあってるのはわかるのでそのへん不満はないけど出番ください。
人伝に婚約話を聞いたライハルトがどうなるのか楽しみです。
web番外編でドリュンセン夫妻の関係が好きだなあと思いました。愛が重すぎて怖い感じ。





